技能検定
国家資格 技能検定木工塗装1級、2級
木工塗装技能士はどんな資格か?
木材の特色を生かし、なおかつその材料にあった塗料の選択、塗装方法で塗ることが出来るのは、専門の技能士だからこその仕事です。家具・建具を含めた木製品塗装のプロというべき塗師屋といっても、その技術は人によって違います。昭和34年に技能検定制度が確立されましたが、これは働く人の技術を一定の基準によって検定し、国として技術の程度を公証する制度です(旧職業訓令法、現在は昭和60年に改称された職業能力開発促進法)。木工塗装作業の場合、一定の受験資格を満たした上で、実技試験と学科試験を受けます。学科は単に学問的な知識を試験するものではなく、作業の遂行に必要な正しい判断力及び知識の有無を判定するものです。これに合格した人が木工塗装技能士と称する事ができ、国が認めた木製品塗装のプロ中のプロということになります。
実施時期や受験までの手順など
塗装技能士は塗装技術を認定する国家資格です。
検定試験は「木工塗装作業」、「建築塗装作業」、「金属塗装作業」、「噴霧塗装作業」、「鋼橋塗装作業」の5種類の専門分野に分かれています。
木工塗装作業には、1級及び2級の等級があり、技能検定における実技試験と学科試験の両方に合格したものに資格が授与されます。
1級は上級技能者、2級は中級技能者と位置づけられております。
現在のところ、「木工塗装作業」の技能検定におきましては、「隔年」および「前期のみ」の実施となっております。
令和5年(2023年)度の木工塗装作業技能検定は終了しました。
【技能検定試験の日程 : 中央職業能力開発協会(JAVADA)】
https://www.javada.or.jp/jigyou/gino/giken_nittei.html
本年度の受験申請の受付は終了しました。
(2023年4月14日(金)で受付終了)
次回は令和7年(2025年)度前期です。
※東京木工塗装技能士会は検定試験の委託をうけて実施しておりますが、
技能検定の申し込みは東京都職業能力開発協会へお願いいたします。
【令和5年度前期(東京都)技能検定受験案内:東京都職業能力開発協会】
https://www.tokyo-vada.or.jp/kentei/about/guide.html
【令和5年度前期 技能検定 受検申請書の入手方法:東京都職業能力開発協会】
https://www.tokyo-vada.or.jp/kentei/about/pdf/2023_z_apply.pdf
(PDFファイルが表示されます)
【重要】令和5年度前期より受検申請書の書式を変更しています。
令和4年度後期以前に入手した受検申請書はお使い頂けませんのでご注意ください。
東京都以外で実施の技能検定について
【各都道府県の実施公示状況 : 中央職業能力開発協会(JAVADA)】
https://www.javada.or.jp/jigyou/gino/giken_kouji.html
こちらのウェブサイトで各都道府県の検定試験の実施状況がご覧頂けます。
【技能検定のご案内 : 中央職業能力開発協会(JAVADA)】
https://www.javada.or.jp/jigyou/gino/giken.html
各都道府県のお問い合わせ先はこちらをご覧下さい。
技能検定試験 過去問題集
【技能検定試験問題公開サイト : 中央職業能力開発協会(JAVADA)】
こちらのウェブサイトで令和3年度前期の技能検定試験に出題された問題を閲覧することが出来ます。
1級・2級別に、実技問題・学科問題ともに掲載されています。
これから受験される方に参考になるサイトです。
サイト内「著作権に関する注意事項」を遵守し利用しましょう。
【技能検定学科試験問題解説集の販売: 一般社団法人 雇用問題研究会】
こちらのウェブサイトで木工塗装作業の技能検定学科問題解説集(1級・2級)が購入出来ます。
Amazonで手軽に購入可能です。